◆
中里光夫 委員 私が
お話を伺った
区民の方で、実際にこの赤い
部分にかかるという方で、
オープンハウスに行って質問をして、どうも要領を得ない
説明で、自分の家がどうなるのか、さっぱりわからなかったというふうに言っている方がいらっしゃったんです。確かに
素案の
説明というのは法に定められた
説明会ではないですけれども、情報提供ということで全体の
素案説明会をやったわけですし、区もこういう形で案を事前に出すという姿勢を見せているわけですから、せっかくやるんですから、関係する住民に知らせて、その上でちゃんと意見を集めなければ、この時点で案を出した、この時点で情報を提供した
意味がないと思うんです。私はもう一回、きちんと
周辺の方にお知らせして
説明会という形でやるべきだと思うんですけれども、いかがですか。
◎
並木 鉄道立体・
街づくり調整担当課長 今のご意見は、副
委員長の意見として私ども承りたいと思います。
◆
木下泰之 委員 私も副
委員長の言うとおりだと思いますよ。これは保険の定款ではあるまいし、書いてあれば、それでいいというものではないですよ。
つまり行ったときに、何がメーンの
説明なのかが全くわからない
オープンハウスでしたよね。しかも、去年の十一月のスライドを何回も何回も繰り返し見せているわけですよ。繰り返して見せているやつは、前のと変わっていないときのやつですよ。
つまり少なくとも、それを見せたのであれば、今度新しく
素案として
世田谷区はここを追加しましたというのをそれぞれ
説明しなければいけないのに、その
説明をしましたか。
◎
並木 鉄道立体・
街づくり調整担当課長 私ども
説明会ではございませんということで
お話を差し上げてきているものですが、新聞報道等の関係もありまして、
説明会ということで来られた方も結構いらっしゃいました。今回の
オープンハウスにつきましては、従来、今どういうことが
東京都なりから示されているのかということと、町でどういうことが起こっているのかということについて資料を展示させていただいてご
説明をするというものでございます。そういう
意味で今回、十一月の
素案説明会に来れなかった方もいらっしゃる、どんなことがわからないんですと窓口でおっしゃる方もいらっしゃるので、
東京都から資料を借りてスライドを上映させていただいたというものでございます。そういう
意味では、既存の今の
計画をご
説明したというものでございます。
◆
木下泰之 委員 今、既存の
計画をご
説明したのでございますといっても、その前にチラシまでつくって、要するに新たな
世田谷区の
素案の
変更についてのものも一角には示しているわけでしょう。それで、去年の十一月のやつを繰り返し、繰り返し見せておいて、それに補足
説明もなしにやったら、そのままだと思うではないですか。少なくともそのスライドを上映し終わったら、担当者から、
世田谷区としてはこれに加えてこういうふうにしようとしておりますということぐらい言わない限りは、全然
オープンハウスをやった
意味がないですよ。なぜそういうことをしなかったんですか。◎
並木 鉄道立体・
街づくり調整担当課長 先ほど来申し上げているんですけれども、まず、
オープンハウスにつきましては
説明会等にいらっしゃれなかった方、また、電話での問い合わせも結構ありますけれども、京王線の沿線の
事業は今どういうことがあるのか、
都市計画の
素案として示されているものの、結局どういう検討をされて今の
計画が示されているのか、そういったものを知りたいという方が結構いるということです。
計画は十一月から今まで
東京都は、
環境アセスの
手続に入っている関係もありまして、
区民の方への情報提供の場というものが何も設けられていないという中で、区として、もう一回、どういうことが今までなされているのかということをご
説明して、あわせて私ども今回の
街づくり側道については、こういうことを検討して、今後
都市計画案のときにご
説明していきたいということでございますので、あわせてご
説明したという趣旨でございます。
◆
木下泰之 委員 少なくとも、去年の十一月に
素案の
説明会をやって、それに対しての意見だっていろいろ区にも来ているんだろうし、いろいろな批判もあるんだろうから、そういったことについてきちんと答えるなり、そういうことをすることで初めて
オープンハウスを開く
意味があると思うんですよ。そういうこともされていない、非常に問題だと思いますよ。今回の
説明会の仕方についてはいろいろ問題点がありますので、ぜひ正副で要望してくださいよ。こんなやり方だったら、非常に困りますよ。
◆
中里光夫 委員 もう一つ質問なんですけれども、
側道計画案を役所の窓口とかで住民が見れるようにするという
お話ですけれども、そのことについての周知というのはどのようにやっておられますか。
◎
並木 鉄道立体・
街づくり調整担当課長 今の
まちづくり通信とホームページという形で出させていただいているものでございます。
◆
中里光夫 委員 説明会の話にも通じますけれども、自分がかかわっているとか、そういう問題があるというふうにわからないと、関心があっても見に行きませんから、ここは徹底的に
周辺の方に知らせる手だてが必要だと思います。もっと努力していただきたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
藤井まな
委員長 次に、(2)その他でございますが、何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤井まな
委員長 以上で
報告事項の聴取を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
藤井まな
委員長 次に、2請願の
継続審査についてお諮りをいたします。
平二一・五号「京王線の連続立体化を地下方式とすることに関する陳情」ほか一件を閉会中の
継続審査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤井まな
委員長 ご異議なしと認め、そのように
決定をいたします。
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○
藤井まな
委員長 次に、閉会中の特定
事件(
調査)
事項についてお諮りをいたします。
1. 交通機関対策について
2. 外かく環状
道路について
とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤井まな
委員長 ご異議なしと認め、そのように
決定をいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
藤井まな
委員長 次に、4
協議事項に入ります。
(1)次回
委員会について協議をいたします。
次回の
委員会は、年間
予定である十一月十五日月曜日午前十時から開催することでいかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
藤井まな
委員長 それでは、次回
委員会は十一月十五日月曜日午前十時から開催することに
決定をいたします。
以上で
協議事項を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
藤井まな
委員長 その他、何かございますでしょうか。
◆
木下泰之 委員 小田急線の下北沢三駅の駅舎の
説明会等が開かれたわけだけれども、それについての
報告は一切ないんですか。どんなことが問題になったのかとか、そういうのは一切ないんでしょうか、やるつもりもないんでしょうか。
◎小山
交通政策課長 環境配慮制度に基づく
説明会等は八月末から九月の初めにかけて行われました。その後、実際
事業者側から
環境計画書等をつくった上で関係部局のほうにただいま提出されている状況かと思います。それに伴って、今後
環境審議会ですか、区のほうに諮られて、その中で審査等が行われると聞いてございます。まだそういったような進行中の
部分でございますので、
前回の
委員会でも
お話ししたとおり、
事業者側の
手続の一環として行ってきているものでございますので、その
段階においてはご
報告はいたしてこなかった次第でございます。今も進行中の
部分でございますので、そこの中においては今のところの
報告というのは考えていない状況でございます。
◆
木下泰之 委員 今回の
説明会は、もちろん
環境配慮事項に基づくやつと風景づくりとでやっているんだけれども、しかし、これは、スライドなんかを見ると
連続立交の
説明から入っているわけですよ。
東京都が出席している根拠の
連続立体交差事業の
事業者として、まさに駅舎の
事業者としてやっているということで、
説明主体なんですよね。
世田谷区も
関連しているからといって、それに参加している。とすると、これは
連続立体交差事業の一環としてやっている
説明会であって、
世田谷区も
事業主体の一部ですよ。
負担金を出して
事業をやっているわけだから。そうすると、やはりこの公共交通に対して、駅舎についてこういう
説明会が進んでおりますという
報告ぐらいはきちんとすべきなのではないですか。
○
藤井まな
委員長 次回
委員会までに
報告してください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
藤井まな
委員長 それでは、以上で本日の
公共交通機関対策等特別委員会を散会いたします。
午前十時四十九分散会
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署名
公共交通機関対策等特別委員会
委員長...